腹水CARTは危険です

腹水濾過濃縮再静注法

腹水・胸水の原因はVEGFです。

ここには巧妙なごまかしが隠されています。良性疾患と悪性疾患では腹水・胸水の貯まり方が異なります。肝硬変で腹水が貯まるのは肝臓が固くなり、物理的に肝臓を血液が通りにくくなって腹水は貯まります。それに対して癌の場合は血管の異常すなわち血管にある穴が大きくなってそこから血液成分が漏れ出すのです1993年)。その原因は異常血管を作り出すVEGFです。CARTの場合旭化成メディカルに問合わせてところ、VEGFに対する配慮はないとのことでした。

アルブミンとVEGFは濃縮されてアルブミンとともにVEGFは再注入されて、病態は一層悪化することとなります。

報道によるとワインが血液として流れている女優さんの場合CART1日で元の5リットルの腹水がたまったということです。癌における腫瘍微小環境の理解が全く出来ていないために起こった全く困った手法(治療法でない)です。

洪水に例えると洪水によって溜まった水をポンプを使って川に戻すのがCARTです。本来は治水事業で洪水を起こさないようにしなければなりません。その処方箋が次の欄に書いてみました。

胸水・腹水の正しい治療法

腹水・胸水の原因はVEGFです。癌治療で腫瘍微小環境を考慮に入れた癌治療で胸水・腹水は完全に消失させることができます。転移病巣の環境は原発巣とは異なり、胸水と腹水は胸膜・腹膜と新生血管が主役を果たします。薬剤侵入を拒む線維芽細胞はあまり大きな役割を演じません。それゆえ抗VEGF薬剤+抗癌剤で胸水・腹水は完治できます。抗VEGF剤はもちろん細胞内で作用する薬剤でなければいけません。こういった意味合いからアバスチン(ベバシズマブ)は胸水・腹水貯留治療には全く無力な薬剤です。現在のところ最適な薬剤はサリドマイドとセレコキシブです。

動画