サリドマイド癌治療・癌との共生を探る
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治療対象癌の例示
腫瘍血管は構造的にも機能的にも異常で、放射線治療や抗癌剤治療に抵抗性をもたらします。  放射線治療は腫瘍組織の酸素濃度が低いと充分効果を発揮できません。  異常発達血管網は酸素や抗癌剤を腫瘍に均等に行き渡らせることはできません。  血液還流が不十分な部位にある癌細胞は充分な抗癌治療を受けることができません。  血管新生増殖因子や線維芽細胞増殖因子抑制作用をもつサリドマイドは 腫瘍血液還流や腫瘍細胞間組織圧を調節することにより腫瘍酸素化を促し放射線感受性を増加させます。

 私たちクリニックではサリドマイドと精密ピンポイント放射線治療器トモセラピーを組み合わせた癌治療も行っています。  病巣の放射線感受性を増加させ、ピンポイントに放射線を照射し病巣を一気に叩くという手法です。  同時に又は照射 後サリドマイドを利用し抗癌剤を均等に行き渡らせ病巣を叩いています。
乳 癌
非浸潤性乳癌
・局所切除のみ
・局所切除+強度変調放射線治療(IMRT・トモセラピー)
・単純乳房切除術
浸潤性乳癌
放射線治療
・局所切除+強度変調放射線治療(IMRT・トモセラピー)
・リンパ節転移が高度な場合には胸壁、鎖骨の上の部分に対し強度変調放射線治療(IMRT・トモセラピー)
・再発・転移に対する治療
・転移部位における痛みの軽減
薬物療法
腋窩リンパ節転移の有無・ホルモン受容体・癌の浸潤径・細胞の悪性度(グレード)・HER2の発現などにより化学療法を決定
強度変調放射線治療(IMRT・トモセラピー)後に上記条件により既承認薬・未承認薬にて加療
進行肺癌
Stage3-4
生命予後3ケ月以上有ると予測される事
放射線治療既往の無い事

進行肺癌
腺癌
強度変調放射線治療(IMRT・トモセラピー)で主病変照射と転移病巣照射後
前治療無し(癌化学療法の既往無し) 
 ・日本の標準治療
 ・世界の標準治療(未承認薬使用)
 ・サリドマイド+セレブレックス+抗癌剤
 ・サリドマイド+セレブレックス+分子標的薬
前治療有り(癌化学療法の既往有り)  
 ・世界の標準治療(未承認薬使用)
 ・サリドマイド+セレブレックス+抗癌剤
 ・サリドマイド+セレブレックス+分子標的薬
扁平上皮癌
扁平上皮癌の場合は強度変調放射線治療(IMRT・トモセラピー)が主体となり薬物療法は補助的役目をはたします。
進行膵癌
局所浸潤手術不能膵癌 予後6-10ケ月
転移性膵癌 予後3-6ケ月
Stage4
生命予後3ケ月以上有ると予測される事
放射線治療既往の無い事

局所浸潤手術不能膵癌 予後6-10ケ月
強度変調放射線治療(IMRT・トモセラピー)

主病変照射後
前治療無し(癌化学療法の既往無し) 
 ・日本の標準治療
 ・世界の標準治療(未承認薬使用)
 ・サリドマイド+セレブレックス+ゲムシタビン
 ・サリドマイド+セレブレックス+分子標的薬
前治療有り(癌化学療法の既往有り)  
 ・世界の標準治療(未承認薬使用)
 ・サリドマイド+セレブレックス+ゲムシタビン
 ・サリドマイド+セレブレックス+分子標的薬

転移性膵癌 予後3-6ケ月
強度変調放射線治療(IMRT・トモセラピー)

主病変照射と転移病巣照射後
前治療の有無にかかわらず(癌化学療法の既往) 
・世界の標準治療(未承認薬使用)
・サリドマイド+セレブレックス+ゲムシタビン
・サリドマイド+セレブレックス+分子標的薬

胃癌・大腸癌等のその他癌の適応も順次お知らせいたします。