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現在胆嚢癌の治療に効果的といわれている薬剤はゲムシタビンただ一つといって良いでしょう。しかしその奏効率は非常に低く、治療効果は上がっていません。血管新生抑制剤との併用により効果的な癌治療ができました。 |
| Thalidomide, Celecoxib, Gemcitabineが奏効した 切除不能胆嚢癌の1例 |
| * 著者: 羽田正人; ほか * 出典: 癌と化学療法 2006年 33巻 2号 p. 259〜261 |
胆嚢癌は症状発現が遅いため早期発見が難しく、根治的手術可能例は少ない。進行胆嚢癌では化学療法・放射線治療に抵抗性を示し予後は悪い。今回われわれは、胆嚢癌と診断・開腹されたが腹膜播種,肝浸潤のため試験開腹に終わった74歳,男性患者にthalidomide, celecoxibおよびgemcitabineにより治療を行い、2年間にわたりQOL をまったく落とすことなく加療、経過観察でき,現在外来通院にて治療継続中である1例を経験した。血管新生抑制作用を有するthalidomideとCOX-2阻害剤であるcelecoxibに、最近胆嚢癌に有用性が報告されているgemcitabineを低用量併用することでCA 19-9値の低下、生命の延長が得られたものと考える。 http://www.pieronline.jp/content/article/0385-0684/33020/259 |